「自分の強みを見つけても差別化できない」
「強みを掛け合わせても圧倒的な差別化ができない」
起業したい方はライバルとの差別化のため、自分の強みを洗い出し活用する方も多いのではないでしょうか?
ところがせっかく見つけた強みでも、ライバルがすでに似た強みで優位にいる、マネされやすいものだと、起業して10年以上選ばれ続ける起業家になるのは難しいかもしれません。
僕も起業当初、『好き・得意』などの自分の強みを軸にサービスを提供していました。しかし、無料メール講座でお話している通り、それだけではダメだったんですね。
今回は、ライバルと圧倒的な差別化をし、起業して10年以上選ばれ続けた秘密の方法を強みで差別化しても難しい理由と共にお伝えします。(※ホームページ作成やWEB集客の前に行うことがオススメです)
『ブランディング×WEB集客で、選ばれるあなたに生まれ変わるDesign me起業講座』
今回のテーマは、『自分の強みをどう差別化に活かすか』
結論、強みを見つけた後でいかにあなたらしい独自の世界観をデザインし、セルフブランディングで伝わる仕組みを作っていくかが圧倒的な差別化の肝です。
これをしないでホームページ作成したりWEB集客しても大変になるだけです。逆にこれをしてWEB集客できれば僕が12年間してきたように、ひとつのホームページで集客し続けることができます。
最初に質問です。
『あなたの強みはライバルとの差別化のためですか?それとも自分のためですか?』
20代半ば、夢に挫折しニートになりフランスへ逃避。結婚後、転職ジプシーとパニック障害。そんな中、独立起業。差別化してもWEB集客をしてもうまく行かず失敗を繰り返します。
その後、どう売るかではなく、自分の想いやビジョン、価値観をどう見える化、伝わる化するかを突き詰め、唯一無二の存在に自分をデザインすることで、ビジネスが一気に飛躍。10年間、セールスやライバルとの戦いをしないで、本質で選ばれ続けることができました。
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目次
自分の強みを見つけ、選ばれる起業家になるための3C分析とは

起業したい方は、自分のリソース(強みや資質)やお客さん、市場を考える時に『3C分析』を使う方もいるかもしれません。
3Cとは、Customer(市場・お客さん)・Competitor(競合)・Company(自社)の3つの言葉の頭文字であり自社や事業部等がどのような経営環境に置かれているのか現状を状況を分析し経営課題発見、戦略代替案の発想などに活用するフレームワークである。
引用元 weblio辞書
簡単に言うと3C分析とは、『自分の強み』『お客さん』『ライバル』の3つの視点からあなたのブランドの現状を知り、戦略を立てる時に活用できるフレームワークです。
図の黄色い部分は『自社分析』です。個人起業家の場合は、あなた自身の強みや弱みを明確にし、今後あなたがブランドとして選ばれるために必要なリソースは何かを、あなたのゴールや将来ありたい姿にフォーカスしながら探していきます。
図の緑の部分は『お客さん・市場分析』です。ターゲットになるお客さんは誰かを明確にします。お客さんが心の奥で欲しているものは何か、それはあなたの強みのどの部分で提供できるのか。お客さんはライバルではなく、なぜあなたを選ぶのかを想像することがポイントです。
図の紫部分は『ライバル分析』です。あなたが活躍する市場でライバルの強みや弱みは何かを探します。その状況であなたは何で、ライバルに勝り何でライバルに負けているのかを探し出します。
3つの分析は一方通行でなく双方向に考えることがポイントです。論理的思考に偏らずに、デザイン思考で行うとよりクリエイティブに他にはないあなただけの強みを見つける発想に出会えるチャンスが広がります。
3C分析で自分の強みをつくり、差別化できたはずなのに…

僕が3C分析を使い、差別化を考えた時の例をお伝えします。
『自社分析』で、僕は1つの強みでは弱いと思い、3つの強みをピックアップしました。
コーチ×心理学NLP×起業 ⇒ 起業専門NLPコーチ
『お客さん・市場分析』『ライバル分析』では、起業したいお客さんのニーズが多くあること、NLPコーチや起業コーチのライバルもいたため市場があることがわかり、これはイケるかもと思いました。
ところがよくよく調査していくと、この市場はレッドオーシャン気味で3つの強みだけでは独自のポジションを築き選ばれるコーチになるのは難しいと分かりました。
その理由は、お客さんが僕を選ぶ圧倒的な理由が弱すぎたんです。自分をブランドにするためには、なる早でNo.1になれるところでないと難しいですからね。
もちろん実績やスキル、資格を増や細分化した市場で、オンリーワンのポジションを作っていくこともできたかもしれません。しかし、実績やスキルは今の時代、簡単に追いつかれたりマネされてしまいます。
少なくとも僕はポジションの奪い合いはしたくありませんでした。なぜなら僕は戦うためでなく、子どもとの時間と自分らしい人生を取り戻すために起業したからです。
3C分析は無意味なのか?

3C分析は、あなたがライバルとの差別化を図り、強みを創造し、お客さんニーズを分析するためにとても有用です。アーティストならまだしも、ビジネスをする上では『自社』『お客さん』『ライバル』の関係性をチェックすることはとても重要です。
ただし、そこで見つけたあなたの強みや独自性を裸のママ戦いに挑んでも、遅かれ早かれ淘汰されてしまうことがああります。
ポイントは、3C分析をした後に何をするかです。
まずは3C分析を以下の点に注意しながら行い、あなたの現状分析や戦略にうまく活用しましょう。
- 強みだけでライバルと差別化しようとしない
- 自分のゴールに沿った強みやリソースで差別化する
- お客さんのニーズばかりを見すぎて平凡にしない
ブランディングを考えた時、3C分析は3者の関係性をチェックし戦略を練るのに活用できますが、今回は主題が異なるのでそろそろ舞台を降りてもらいましょう。
最後に、3C分析を一般的にする際は『お客さん・市場分析』→『ライバル分析』をして『自社分析』をします。
しかし「あなたらしく選ばれる人になる」ことを目的に3C分析を活用する場合は『自社』つまり、あなたの強みやゴールを起点に考えます。(厳密には『自社』と『お客さん・市場』を行き来した思考法で行います)
理由は、本人が心からやりたくてたどり着きたいゴールでないと、情熱を持って継続するのが難しいしセルフイメージも上がらないからです。まずはワクワクして夢中になれるものを探し出しましょう!
ただし『自社』から分析を行うと、結局自分の強みはライバルと似たりよったりで差別化できなかった等のオチになり、「えいやっ!」でレッドオーシャンへ飛び込んだり、無理やり強みを増やそうとしてしまうので注意が必要です。
自分の強みを差別化に活かす方法

3C分析などのフレームワークを活用して、自分の強みや戦略が見えて来たら、次にすることはお客さんにあなたの価値を見える化、伝わる化することです。
ここでの注意点は、あなたの強みと強みを複数出して、点と点を面にしたところで、ライバルも同じようなことを考えている場合があるということです。あなたとライバルの点や面の一部が被れば差別化は一気に弱まります。面という『2次元』にいる限り戦いは避けられないかもしれません。
僕の場合、自分の強みを『3次元』として立体的にデザインします。
面で強みを作っている限り、お客さんからあなたの強みはある側面でしか見えませんが、立体的に作ることで、お客さんはどの角度から見てもあなたの価値が見えるようになります。
これによりライバルの強みを意識して、自分の強みをあーでもないこーでもないと弄る必要もなく、必然的に圧倒的な独自性がうまれ、選ばれる起業家になることができます。
というか、ライバルの存在は関係ないポジションが築けるというわけです。
これを僕は「独自の売りとなる世界観のデザイン」と言っていて、マーケティングで言われる差別化戦略と比べて以下のようなメリットがあります。
- 自分が心からやりたいことを軸にビジネスができる
- ライバルを意識して自分軸をブラすことがない
- お客さんがあなたとライバルとの差異を把握しなくても独自性が伝わる
『自分の強み』『お客さん』『ライバル』3Cの中で自分軸を一番大切にした戦略で、無理に背伸びをする必要はありません。
これが僕が起業して10年以上、自分らしくいるだけで選ばれている理由の1つです。
あなたらしい世界観をデザインし正しく見える化できれば、ブランディングの半分は成功で、あとは実際にセルフブランディングと伝わる仕組みをつくり続けていくことです。
2次元と3次元での圧倒的な強みの違いは、無料メール講座特典の小冊子のデザイン図を見ていただいた方は一目瞭然だと思います。
なぜ強みの差別化では弱いのか まとめ

「自分の強みを見つけても差別化できない」「強みを掛け合わせても圧倒的な差別化ができない」理由とその解決策をお伝えしてきました。
まずは3C分析などのフレームワークを活用し、自分の強みや市場、ライバルの状況を確認しましょう。
しかし、探し出した強みを複数掛け合わせてオンリーワンの強みを作っても、ライバルとの差別化にならないことが多々あります。なぜなら、強みやスキルや実績は被りやすく、簡単にマネされやすいからです。
ライバルがいる次元で戦い勝ち続ける覚悟がある場合、常に自分の強みやスキルなどをアップデートする戦略もありかもしれません。しかし、僕は常にライバルを意識しながら自分軸をズラす生き方はしたくありませんでした。
そのため、ライバルのいない次元に引っ越して、自分軸をブラさずに戦わない戦略を作りました。
あなただけの世界観をデザインするというのは、自分の強みの点と点をつなげて面をつくるのではなく、面と面をつなげて立体物をつくり見える化することです。つまり2次元から、3次元で自分の価値を創造するので、次のようなメリットがうまれます。
- 自分が心からやりたいことを軸にビジネスができる
- ライバルを意識して自分軸をブラすことがない
- お客さんがあなたとライバルとの差異を把握しなくても独自性が伝わる
あなたらしさ100%の世界観デザインが上手くできればブランディングの半分は成功で、あとは実際にセルフブランディングと伝わる仕組みをつくり続けていけばOKです。
これが起業して10年以上、自分らしくいるだけで選ばれ続けている戦略、世界観デザインとセルフブランディングです。
これをせずにホームページ作成してWEB集客してもただ忙しくなるだけで売上につながらないことが多発するのでご注意ください。
逆にこれらが整った上でWEB集客できれば、僕が12年間してきたようにひとつのホームページで集客し続けることができます。
世界観をつくる手順
売れる世界観ができれば、圧倒的ポジションを手に入れられます。ライバルとの戦いを避け、お客さんから見て特別な存在となれます。
もしあなたが「私らしい独自の世界観をつくろう」と考え上手くいかなければ、それはあなたの本当の強みや売りに気づけていないだけです。
すでにあなたは、世界観を持っているので安心してください。
本当の強みや売りに気づくためには、あなたが心から望むゴールを設定しておく必要があります。
あなたが潜在的に持つ最高のゴールは、あなた自身をデザイン(Design me)できればバッチリ見つけられます!
Design me!つまり、あなたが望む『マインド』と『行動』を知り、最適化できれば大丈夫です!
これらを踏まえたDesign meの手順は、次の通りです。
- マインドと行動のデザイン
- ゴールとセルフイメージの獲得
- オンリーワンの世界観づくり
- じぶん市場価値のReデザイン
- 売れる世界観へブランディング
- 高価値商品の開発
- WEB集客の仕組み化
最後にもう一度質問です。
『あなたの強みはライバルとの差別化のためですか?それとも自分のためですか?』
Design meで、あなたらしい人生をデザインして行ってくださいね!
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