「ブランディングしたけど効果がいまいち」
「ブランディングして逆効果になった」
ブランディングは企業よりも、個人で起業する人にこそ必要でやりやすい戦略です。しかし、ブランディングのやり方を間違えてしまうと効果が出ないどころか、逆効果になってしまうこともあります。
個人起業家のセルフブランディングで失敗する場合、今回お話する3つのどれかが原因であることが多いです。
この記事を読むことで、セルフブランディング成功のヒントを手に入れられるはずです。
一般的なセルフブランディングはいろんな意味でハードルは高めです。僕のセルフブランディングは本人のユニークな売りを引き出す方法で誰でもできるものなので安心してください。詳しくは下記ページで一般的なセルフブランディングとの違いを説明しています。ブランディングに興味はあるけれど心配な方はご覧いただくと「やってみたい!」「私にもできる!」と思ってもらえるはずです。
»起業する人はまだセルフブランディングをしないでください!
『ブランディング×WEB集客で、選ばれるあなたに生まれ変わるDesign me起業講座』
今回のテーマは「起業したい人のセルフブランディング失敗要因」
最初に結論です。
- お客さんばかりにブランディングしている
- 自分ばかりをブランディングしている
- ブランドの見える化・伝わる化ができていない
最初に質問です。
『あなたは誰のためにブランディングをしますか?』
目次
個人起業家がセルフブランディングで失敗する5つの理由
起業を考えるあなたは『ブランディング』にどのようなイメージを持っていますか?
高級ブランドとか、大手がやるもので自分にはあまり関係ないというイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
これからの時代、個人で起業する人にこそブランディングは大切だと思う方もいるかもしれません。
僕は起業した12年前、いきなりWEBで集客をして失敗した経験から、自分らしさをデザインしそれをブランディングする大切さを痛感しました。
最近は『セルフブランディング』『パーソナルブランディング』など個人をブランド化する書籍も出ていて、その必要性を感じている方も多いかもしれません。
将来起業したいと思っている方、すでに起業していてうまくいっていない方が、これから行うブランディングで失敗しないように、今回は個人起業家がセルフブランディングで失敗する3つの点を、ブランデイングに詳しくない方にわかりやすくお伝えします。
1,お客さんばかりにブランディング

ブランディング戦略には『インナーブランディング』と『アウターブランディング』の2つがあります。
ブランディングと聞くと、お客さんへ向けた活動をイメージする方が多いと思います。このように社外向けに行うブランデイング活動を『アウターブランディング』と言います。
これとは逆に社内向けに行うブランディング活動を『インナーブランディング』と言い、企業であれば社員へのブランド浸透を図ります。
では、個人で起業したい方に当てはめるとこの考えはどのようになるでしょうか。
- アウターブランディング:伝えたいお客さんへのブランディング活動
- インナーブランディング:自分をデザインする活動
僕が独立起業で最初にしたことは、サービスや商品、ロゴを作りWEB集客したことです。これはアウターブランディングの活動でした。
では、インナーブランディングである『自分をデザインする』とは何でしょうか?これは、あなた自身を知り、その強みから価値を創造し世界観をデザインすることです。
多くの場合『アウターブランディング=ブランディング』と思われがちで、仮にインナーブランディングを知っていてもおろそかにしてしまうことがあります。
これが僕が起業時、WEB集客で失敗した理由で無料メール講座でお話しした通りです。
自分らしく選ばる起業家になる場合、『ブランディングするモノ』はあなたの世界観です。
あなたの世界観を正しくデザインする前に、お客さん・市場ばかりにベクトルが向き、商品やサービスを作りアップデートしても、ロゴやWEBサイトを作っても、セールスや集客をしても、ブランドになることはあり得ません。
外見にばかり気を使って中身のない状態では、人の心を動かせません。一歩間違えるとお客さんとの信頼関係にヒビが入ってしまうことさえあります。
お客さんや市場を抜きにしてブランディングはできませんが、そればかりにベクトルが向くと本質を見失い、羊頭狗肉的な戦略になってしまいますのでご用心です。
2,自分ばかりをブランディング

お客さんばかりにベクトルを向けたブランディングが失敗するのとは逆に、自分中心のブランディングも失敗の原因となります。
個人起業家のセルフブランディングの対象はあなた自身で、あなたの世界観をデザインしよう!とお伝えしてはいますが、次のように盲目的になることは危険です。
- 私の強みは〇〇だ
- お客さんは私の△△に価値を感じている
- 私は□□なキャラ
一見、自分自身を知り、自身の価値が明確になっているように見えます。しかし、これは『自分をデザインする』プロセスをすっ飛ばしてしまっています。
このように、過去〜現在を自分だけの視点でセルフブランディングすると『自己満ブランド』が誕生します。
自己満ブランドは、次のような弊害を起こします。
- 市場ニーズを満たせない
- お客さん視点からの発想がうまれない
- お客さんの心の中にブランドへの感情が育たない
- ブランディング前にマーケティングに走ってしまう
- 本人の価値・可能性が狭まる
ブランドはお客さんの心の中でうまれるもので、お客さん抜きに考えることはできません。自分自身のブランディング(『インナーブランディング』)の際も、お客さんとあなた両者を考えた視点が必要というわけです。
未来視点で、あなたが望むゴールからどんなブランドになりたいか考えてみましょう。
お客さん視点で、お客さんが「あなたから買いたい」と思う価値は何かを考えてみましょう。
第三者視点で、身近な人や専門家からあなたが気づいていない最強の強み引き出してもらいましょう。
これらを含め、あなただけの世界観を正しく丁寧にデザインすることがブランディングの成功の鍵です。
3,ブランドの見える化・伝わる化ができていない

あなたは起業に向けて、独自性を探しライバルと差別化を考えたりするかもしれません。お客さんのニーズを満たせるあなただけの価値を見つけられれば、自信も生まれますよね!
が!しかし…
お客さんがあなたの価値に気づき理解してくれなければ、たくさんいるライバルの中からあなたを選ぶことはありません。
つまり…
あなたはどんな人で、ライバルとどう違くて、どんな価値をどのように提供してくれるのかをお客さんに見えるように、伝わるようにする必要があります。
では、あなたの価値を『見える化・伝わる化』するにはどうすればいいのか?
それは表現の力とデザインの力を使うことです。
アメリカのビジネススクールでは、マーケティングやブランディングを学ぶと同時に、デザインを学ぶのが一般的です。市場が成熟し人々の価値観が多様化した現在、ビジネスで成功するにはデザイン戦略は重要な要素です。
とはいえ、多くの方がプロのデザイナーではありませんよね。
ロジカルに導き出したあなたの世界観を、デザイナーやWEB屋さんへ伝え、名刺やホームページに表現してもらうと思います。
勘の鋭い方は気づいたかもですが、ここでも『見える化・伝わる化』が必要になります。
僕はコンサルデザイン会社という立場上、「デザイナーやWEB会社にお願いしたけどイメージ通りのものができなかった…トホホ」と多くのクライアントから日々相談を受けます。
しかしこの原因は、デザイナーやWEB会社だけに原因があるわけではありません。(デザイナー側のヒアリングやコミュニケーション、スキル不足の場合もありますが)
実は「伝え手」である依頼者がコンセプトがまとまっていなかったり、イメージがあいまいなまま依頼して起こる事件でもあるんです。
この問題はつまるところ、発注者・請負者どちらにも非はないと言うことですw
デザインやWEBの依頼者(ここではあなた)が、自身の世界観をしっかり言語化しイメージの方向性を持っていれば、この問題はクリアになります。(もちろん、僕や僕の会社ではクライアントのあいまいな想いを引き出しカタチにすることを得意としているので、そういった場合は手ぶらでも大丈夫ですが。プチ自社PR)
ここで言えることは、あなたがデザイナーやWEB屋さんに、あなたの方向性や世界観を正しく伝えられれば、その先にいるお客さんにも伝えることが容易になるということです。
このように、ブランディングの半分は、あなたの価値をいかに正しく見える化・伝わる化するかです。
いくらロジカルにセルフブランディングをして、自身の中で完璧に構築できたとしても、それが正しく見えて伝わらなければ、ブランディングは失敗に終わってしまいます。
個人起業家がセルフブランディングで失敗する3つの理由 まとめ

個人で起業したい方が、セルフブランディングで失敗する3つの理由をお伝えしてきました。
3つの失敗を知ったあなたは、セルフブランディング成功のヒントを知ることができたのではないでしょうか。
「ブランディングはこれから」という方も多いかもしれませんが、ぜひ次のことを注意して、選ばれるあなただけのブランドを手に入れてくださいね!
- お客さんばかりにブランディングしている
- 自分ばかりをブランディングしている
- ブランドの見える化・伝わる化ができていない
中身がない状態で、お客さんばかりにアプローチする『アウターブランディング』だけではダメです。
逆に自分視点の偏った自己満ブランディングもNGで、『インナーブランディング』では未来視点とお客さん視点を取り入れながら自身をデザインして、ブランディングの対象を創ることが重要です。
これらは『アウターブランディング』と『インナーブランディング』と言いますが、これらをお客さんや市場に伝える手段として『ブランドの見える化・伝わる化』が必要です。
セルフブランディングの順番としては次の順番がオススメです。
- インナーブランディング
- アウターブランディング
- ブランドの見える化・伝わる化
ブランディングは正しくできれば、個人起業家として大きなアドバンテージとなります。
僕は自分だけの世界観を育てブランディング、WEB戦略により10年以上、自分らしさで選ばれ続けることができました。
ライバルとの競争を避け、あなたらしく望んだ未来を手に入れることができる一つの鍵が、セルフブランディングです。
個人起業家では、まだ多くの方がこの効果に気づいていない方が多いです。というか、ブランディングのやり方がわからない方が多いのだと思います。
一方でブランドは早いもの勝ちの世界です。
起業することを考え、スキルUPやWEB集客などを熱心に勉強しているあなたならもう気づいているかもしれません。1日でも早く独自の世界観をデザインし、ブランディングを始めることが重要だと。
ブランディングするタイミングと手順
もしあなたも「私らしい独自の世界観をつくろう」と考え上手くいかなければ、それはあなたの本当の強みや売りに気づけていないだけです。
すでにあなたは、世界観を持っているので安心してください。
本当の強みや売りに気づくためには、あなたが心から望むゴールを設定しておく必要があります。
あなたが潜在的に持つ最高のゴールは、あなた自身をデザイン(Design me)できればバッチリ見つけられます。
Design me!つまり、あなたが望む『マインド』と『行動』を知り、最適化できれば大丈夫です!
次の手順でDesign meをすれば、あなたは選ばれる起業家になれます。
- マインドと行動のデザイン
- ゴールとセルフイメージの獲得
- オンリーワンの世界観づくり
- じぶん市場価値のReデザイン
- 売れる世界観へブランディング
- 高価値商品の開発
- WEB集客の仕組み化
最後にもう一度質問です。
『あなたは誰のためにブランディングをしますか?』
Design meで、あなたらしい人生をデザインして行ってくださいね!
起業したいけど独自の『売り』がわからない。差別化してもWEB集客してもうまくいかない個人起業家の方へ。
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