「起業したいけどできない」
「準備も行動もしてるのに起業に踏み切れない」
しっかり計画や戦略を立てて、行動していているのにいざ起業しよう!と思うと出来ない。
そんな経験ありませんか?
実はコレ、今回お話するあなたの起業したい気持ちを邪魔をする3人組のしわざかもしれません。
彼らに翻弄されているうちは、どんなに素敵な事業計画や万全な準備をしても起業に踏み込めないことがあります。
20代半ば、夢に挫折しニートになりフランスへ逃避。結婚後、転職ジプシーとパニック障害。そんな中『子どもとの時間、自分らしい人生』を取り戻すため独立起業。差別化してもWEB集客してもうまく行かず失敗を繰り返す。
その後、自分をデザインするコツを見つけてから仕事も人生も劇的に飛躍。あれから10年、自分らしくいるだけで選ばれ続け、9,000人のデザイン戦略に携わり自己実現を続けている。
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『ブランディング×WEB集客で、選ばれるあなたに生まれ変わるDesign me起業講座』
今回のテーマは『起業を邪魔する3人組』
最初に質問です。
『あなたの起業を本当に邪魔をしているものは何ですか?』
目次
起業を邪魔する3人組の正体とは

起業したいと考えている方が、なかなか起業できない理由には様々な事情があります。
しかし、明らかに難しい事情がないのに起業に踏み込めない。計画や準備、行動もしているのに起業できないといった場合があります。
それが今回お話する、あなたの起業したいという気持ちを邪魔する3人組です。
彼らに取り憑かれると次のような症状が出ます。
- 起業して失敗する恐れを感じる
- 起業に対して何かひっかかる感じ
- 起業で失敗する人はたくさんいるという考え
- 自分には起業は難しいかもしれないという思い
- 本当は起業とは別の手段を取りたかったという考え
- 他にやりたいことがあるという思い
原因を知り対処すればあなたの起業したい気持ちは必ず前進します。
1,起業の邪魔をする3人組(ネガティブな感情)

あなたの起業したい気持ちを邪魔をする1人目は『ネガティブな感情』です。
前述の症状の例では次の2つが該当します。
- 起業して失敗する恐れを感じる
- 起業に対して何かひっかかる感じ
ネガティブな感情には次のようなものがあります。
- 恐れ
- イライラ
- 怒り
- 悲しみ
- 不安
- 心配
- 恥
- 罪悪感
- 孤独感
僕たちの感情は大きなエネルギーを持っていますが、ポジティブな感情よりネガティブな感情の方がエネルギーの質量が大きいと個人的には感じています。
恐れや不安を感じた時のあの胸の辺りが重い感覚は、多くの方が経験済ではないでしょうか。
あなたが起業しようと奮起しても、いつもどこかで二の足を踏んでしまう場合、ネガティブな感情が邪魔をしているということがあります。
僕が絵本を出版しようと思った時、次のようなネガティブな感情が手をつないでやってきたのを覚えています。
- 素人が出版できるのだろうかという不安
- 会社やスタッフをないがしろにしてしまうかもという罪悪感
- 持ち込みの際、編集者からダメ出しをされる恥ずかしさと落胆
- 誰にも相談できない孤独感
- 出版したいのにできないイライラ
- 永遠に出版できなかったらという恐れや心配
これらのネガティブな感情たちは、僕がどんなに力強く目標に向かって歩んでいても、後ろから常に付いてきました。僕のメンタルがふと下がるすきを狙い、奴らは影響力を発揮します。
この状態は思い切りアクセルを踏んでも、タイヤにゴミが絡みついてうまく進めないようなものでした。
当時の僕のように、もしネガティブな感情に気づいたら、それを払拭するくらいの確信を持ち、あなたらしさ100%の世界観を正しくデザインすることが必要です。
これがあれば大丈夫!と思えるくらいのあなたの売りを見える化、伝わる化させましょう。
これをしないで複数の強みで差別化したり、WEB集客に力を入れてもうまくいかない理由は、メール講座でお話している通りで、まずは正しいやり方で伝わる仕組みをつくることが先決です。
2,起業の邪魔をする3人組(思い込み)

あなたの起業したい気持ちを邪魔をする2人目は『思い込み』です。
これは心理学では制限のビリーフと呼んでいます。冒頭の症状の例では以下が該当します。
- 起業で失敗する人はたくさんいるという考え
- 自分には起業は難しいかもしれないという思い
- 私には起業で成功できない
- 私は起業するのに相応しくない人間だ
- 起業で成功するというのは難しいものだ
- 起業とは特別な人がするもの
- 夢は叶うものではない
信念や思い込みは良くも悪くも、あなた自身にとてつもない影響力を与えます。しかも、無意識で当たり前になってしまうため気づけないことがよくあります。
あなたが気づかないうちに、起業したい気持ちに大きな制限をかけているとしたら厄介だと思いませんか?車でいうと、アクセルを踏みながらブレーキを踏んでいる状態です。
これでは高性能なカーナビ付きのスポーツカーでもいつまで経ってもゴールへは行けません。
僕が絵本を出版しようと行動し、少しづつ業界を知って行った時。
次のような制限のビリーフが、前へ進めなくなるくらいスクスクと育ったのを覚えています。
- 絵本は通常の出版よりも相当ハードルが高い
- 絵本を出版するのは「か・な・り」難しい
- 絵本未経験者の自分の作品は認めてもらえない
これらは出版を思い立ったスタート時はなかったビリーフです。編集者からの意見や情報収集をしていくうちに自分で育てた制限のビリーフです。
このようにビリーフは年齢に関わらずいつでもうまれます。逆を言えばいつでもビリーフを変えられるというわけです。
僕がコーチングやカウンセリングを行う中でも多くの方が何かしらの制限のビリーフを持っています。それを切り替えることで一気に加速する方たちを見ると、やはり制限のビリーフは正しい対処が必要と実感しています。
制限のビリーフを持つことは、仕方ありません。
大切なことは、制限のビリーフをあなたにとっていかにデザインできるかが重要です。詳しくはメール講座でお話していますが、制限のビリーフだからといって、拒否やデリートするのはオススメできません。
3,起業の邪魔をする3人組(葛藤)

あなたの起業したい気持ちを邪魔をする3人目は『葛藤』です。
冒頭の症状の例では以下が該当します。
- 本当は起業とは別の手段を取りたかったという考え
- 他にやりたいことがあるという思い
「葛藤」「ジレンマ」は、僕が二十歳の頃書いていた詞に度々登場する子たちでした。ここからわかるように制限のビリーフと比べ葛藤は、意識的に感じ気づくことができるものです。
葛藤にはいくつか種類があります。
- あれもやりたいけど、これもやりたい
- あれはやりたいけど、これはやりたくない
- あれもやりたくない、これもやりたくない
ここでお気づきの方もいるかもしれませんが、葛藤は2つ以上のものに引っ張られ、起業したいのに左右から腕を引っ張られてなかなか前進できない状態です。
この時あなたは、自分の中心軸からブレて矛盾した行動、生き方をし、自己一致できていません。
車でいうとゴールへ向かって前進せずに、その場でクルクル回っているようなもの。
僕が絵本を出版しようと思った時は、次のような葛藤がありました。
- 絵本も描きたい、会社の仕事もしたい
- 絵本は描きたいが、売り込みはしたくない
- 古い業界のルールに縛られたくないが、出版するためには従わないと
- 自由に描きたいが、読者の心に響くようにも描きたい
- 編集者にダメ出しされたくない
- コンテストで落選したくない
気づいた方もいるかもしれませんが、中には葛藤だけでなく『否定的なことをみずから引き寄せ』ていますよねw
もちろんこの葛藤がある間、僕の絵本出版はうまくいくはずがありませんでした。
そのため僕はこの葛藤が持つ意味を探し出しリデザインをすることで解決しました。
もし今あなたが起業したいのに行き詰まっているなら、何かしらの葛藤が原因かもしれません。それに気づいたら早めに対処しておきましょう。
まとめ:起業を邪魔する3人組の正体とは

しっかり計画や戦略を立てて、行動にうつしていているのになかなか起業できないという場合、次の3人組が邪魔をしているというお話をしました。
- ネガティブな感情
- 制限のビリーフ(思い込み)
- 葛藤
カンペキと思える計画や戦略、行動をとってもうまくいかない。その原因は単にモチベーションや才能、能力、外的要因などではない場合があります。
最後に一番大切なことをお伝えします。
今回登場した3人組は、必ずしも悪者ではない。
「ネガティブな感情」「制限のビリーフ(思い込み)」「葛藤」
彼らはあなたにとって、ポジティブな目的があってうまれました。うまれた当初は、それがあなたのために肯定的に機能していたのです。
ただそれが現在、またはあなたが起業する上では邪魔になっているということです。
ですので、ただただ煙たがるのではなく、その存在に感謝し受け止め、あなたの起業にポジティブに働くようリデザインする必要があります。
そのためにも、まずはあなた自身を知ることから始めましょう。
あなたを知れば、あなたが望む『マインド』や『行動』を知ることができます。
心から望む潜在的なゴールを見つけることができます。
ゴールが見つかれば、今回の3人組をどのように最適化すればいいかが明確になります。
最後にもう一度質問です。
『あなたの起業を本当に邪魔をしているものは何ですか?』
P.S.
「ネガティブな感情」「制限のビリーフ」「葛藤」はあるのが普通です。大切なのはどう向き合いどう解釈するか、そしてどうデザインするかです。
よくないのは、避けようとしたり無理やり押しつぶすことです。
これをしてしまうとなかなか現状を変えることはできません。
起業やビジネスでは、称賛されるような事業計画書やアイデアがあっても上手く行かないことはよくあります。
逆にライバルと同じようなことをしているのに、上手く行っている起業家もいます。
ここからお分かりの通り、起業や自己実現で大切なことはあなた自身です。
本当の自分を知り、独自の自分らしい世界観をデザインしていくことが何より重要です。
これができれば少なくとも僕は、自分らしくマイペースに10年以上うまくやってこれました。
デザインとは本質を捉える力です。
本質を伝える力です。
あなたの起業したい気持ちを邪魔する本質は何でしょうか?
あなたの可能性は、あなたが思っているよりずっとすごいんです。あとはそれをいつデザインするかです。
さて、起業して10年以上あなたが選ばれる続けるために、まず何をしますか!?
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