「弊社との専属契約をお願いします」
子どもから大人まで誰もが知る大企業の重役に、頭を下げられクリエイターとして専属契約を迫られた人がいます。
- 契約対象は作者本人(今後つくる作品含む)
- 契約金額は高額かつ毎年発生
- 創作活動は今まで通りできる
- 作者の活動や作品はすべて企業が管理
この条件で契約した先には、次のような暮らしが待っています。
- 創作活動に専念できる
- 毎日多くの人に作品を観てもらえる
- 他の仕事をしなくても生活できる
職種は違えど、もしあなただったら『この条件で契約しますか?』
今回は、究極の質問であなたの無意識にある「起業で何を手に入れたいのか、何を失いなくないのか」を知ることができます。
これを知ることで、これから起業で直面する決断や自身のあり方を明確にして行けます。

起業したいけど独自の『売り』がわからない。差別化してもWEB集客してもうまくいかない個人起業家の方へ。セールスしないでライバルと戦わないで、『選ばれるあなたに生まれ変わる起業術』を手に入れませんか?
20代半ば、夢に挫折しニートになりフランスへ逃避。結婚後、転職ジプシーとパニック障害。そんな中『子どもとの時間、自分らしい人生』を取り戻すため独立起業。差別化してもWEB集客してもうまく行かず失敗を繰り返す。
その後、自分をデザインするコツを見つけてからビジネスも人生も劇的に飛躍。あれから10年、自分らしくいるだけで選ばれ続け、9,000人のデザイン戦略に携わり自己実現を続けている。
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冒頭の話は、実は僕自身に起きた出来事です。
結末は丁重にお断りしたというオチなのですが、目の前に大金と夢を用意されながら断った理由を含め、『起業して自分の人生を生きる』ということをお話します。
起業したい!起業するには?『選ばれるあなたに生まれ変わる。自分デザイン戦略Design me』
今回のテーマは『あなたが起業に求めるものを知る』
最初に質問です。
『あなたが起業して手に入れたいものは何ですか?失いなくないものは何ですか?』
想像してみてください。

目次
【究極の2択でわかる】あなたの起業の目的と結末…
冒頭の契約話で僕が断った後、どのようなことが起きたと思いますか?
この話を持ってきた紹介者からは、縁を切られました。
この話を知っていた友人、知人からは「もったいない」と呆れられました。
しかし、この契約をしたらそれこそ『自分の人生がもったいない』ことになってしまったのです。
自分の人生を生きるために必要なもの

僕は10年以上前、お金もスキルも人脈もなく未経験の業界で起業しました。
ただひとつ持っていたのは、明確な目的(ゴール)でした。
それは『自由に自分らしく生きること』、そして『大切な人を大切にする生き方をする』ことでした。
この契約をした場合、せっかく実現できていた起業で手に入れたいものを失ってしまうことになります。いくらお金をもらっても、いくら有名になれたとしても、僕にとっては本末転倒だったんです。
もちろんこの契約が、自分の起業ゴールとマッチしていたのであれば、しっぽを振って喜んで契約したはずです。
この契約に限らず、何かを決断する時、正解や不正解はその人の目的によって異なるということです。
起業も人生も決断の連続です。今ある現実は、僕たちが決断して来たしかるべき結果です。
あなたが起業や人生において決断をする時に、あなたにとっての正解や不正解かを見分けられるようにするため、自分は何が欲しくて何が欲しくないのかを明確にしておくことがとても大切です。
究極の2択であなたの起業の結末がわかる

時に強いこだわりが、起業や人生のチャンスを逃したと見えることがあります。
僕の契約について「変なこだわりで、大きなチャンスを逃したね」と言われたことがありました。
確かに周りの方たちが言うように、クリエイターとしては大きなチャンスにだったかもしれません。
しかし繰り返しますが、僕の起業の目的とズレていたんです。
ではここで、あなたの起業の行く末を占う究極の質問です!あまり思考に入らず直感で答えてくださいね。
あなたは次のうちどちらを選びますか?
- 他人に委ねその管理下で、目標を1年で達成。
- 自分で全力で試行錯誤し、目標を5年で達成。
回答次第であなたの起業シナリオがある程度見えるかもしれません。
【他人に委ねその管理下で、目標を1年で達成】
目標達成の前も後も他人にコントロールしてもらいながら、最短であなたの目標を叶えます。
【自分で全力で試行錯誤し、目標を5年で達成】
目標達成の前も後も、自身ですべてをコントロールしながら、5年越しで目標を叶えます。
この違いはどこに価値観を置いているかなので、どちらが良い悪いとかはないです。
あなたの人生を他人にデザインしてもらうか、みずからデザインしていくかの違いだけです。
究極の選択は何度も来るのか?

僕には今回のような人生を左右する究極の選択が、過去にもありました。
それはプロのミュージシャンを目指していた時、レコード会社からの契約オファーです。
正確に言うとこの時は話し合い中に、僕の気持ちを察してメンバーが代わりに断ったのですがw
ではこの後、同じようなチャンスが来たかというと、来なかったです。
来たかも知れませんが、その前に夢を諦めました。
「もしあの時、契約していたら…」
正直、何度か考えたこともあります。
でも自分で選択したんです。
目的とズレていた。
僕は自分らしさを無くしてまで、夢を掴むつもりはありませんでした。
まとめ:【究極の2択でわかる】あなたの起業の目的と結末…

起業で何を得たいのか、何を失いなくないのか。
漠然とした考えを明確にすることで、あなたのこれからの起業の戦略やあり方が見えてきたでしょか。
起業は決断の日々です。自分の中である程度の正解を持っていないと間違った決断をしてしまったり、無駄なエネルギーを消費してしまいます。
気づいたら迷子になっていて、自分の人生なのに帰り道もわからないなんてことは避けたいですよね。
今回取り上げた究極の2択は…
- 他人に委ねその管理下で、目標を1年で達成できる。
- 自分で全力で試行錯誤し、目標を5年で達成する。
ここまで読んでこう思う方もいると思います。
「そこまで目的を優先する必要があるのか」
「ゴールにこだわりすぎて、チャンスを逃していないか」
目標や目的は別の言い方をすれば『自分がどう生きたいか』です。
起業を考えているあなたは、自分の人生という船に乗って目的地へ行きますか?それとも、誰かの船に乗って目的地へ行きますか?
僕たちは毎日多くの決断に迫られ、目の前の目的を見てしまいがちです。
それももちろん大切。同時に、本当は自分は手に入れたいのか、何を失いたくないのか知っておくことも重要です。
突然自分の人生に現れた他人によって、今まであなたがあなたとして歩んできたストーリーを見失わないでください。あなたが元々持っていた起業の目的が揺るがないようにしてくださいね。
最後にもう一度質問です。
『あなたが起業して手に入れたいものは何ですか?失いなくないものは何ですか?』
Design meで、あなたらしい人生をデザインして行ってくださいね!