「目標を達成したら自己肯定感も上がるはず」
「自己肯定感が低いからなかなか行動できない」
達成したい目標や自己実現したいことがあるが行き詰まっている。望む状態、ありたい姿はあっても私に本当にできるのか自信がない。
今回は目標を達成しながら自己肯定感を上げてしまうというおトクな方法をお伝えします。
僕は20代の頃から無意識に実践して来ましたが、大きなミスを犯し人生の敗北を味わいます。その後あるコツを掴み今に至ります。
僕の経験で得たノウハウとNLP心理学の観点、そして具体的な方法を混じえてお伝えします。
20代半ば、夢に挫折しニートになりフランスへ逃避。結婚後、転職ジプシーとパニック障害。そんな中、独立起業。差別化してもWEB集客をしてもうまく行かず失敗を繰り返します。
その後、どう売るかではなく、自分の想いやビジョン、価値観をどう見える化、伝わる化するかを突き詰め、唯一無二の存在に自分をデザインすることで、ビジネスが一気に飛躍。10年間、セールスやライバルとの戦いをしないで、本質で選ばれ続けることができました。
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最初に質問です。
『あなたが望むゴールは今どこにありますか?』
目次
目標達成しながら自己肯定感を上げるおトクな方法

目標や自己実現というと、今がスタート地点で先にあるゴールへ向かっていくイメージを持つと思います。もちろん僕も基本的にはそうです。「目標」という言葉に対しても「目指す」「たどり着く」「達成する」と言った言葉が使われます。
今回はこれをクリエイティブに、逆説的に考えることから始めます。
ということは、あなたはすでにその目標を達成した状態ということです。今のあなたは目標をすでに達成していて、現在を生きているいという設定です。
例えば…
幸せになることが目標の方の場合、『すでに幸せの状態』になるということ。
起業することが目標の場合、『すでに起業している状態』になることです。
「そんなのムリ!」
そう思う方もいると思います。
しかし安心してください。僕たちはパワフルな想像力を持っています。あなたが子どもの頃、思い切り使っていたアレです。好きな人が出来た時に使ったアレです。
目標達成できない原因をクリアにする
どうして目標を達成できないことが多いのでしょうか。
それはいくつか原因がありますが、今回はその中の1つである『明確でない』という部分を想像力でカバーします。
「幸せになりたい」「起業したい」と思いながらなかなかそうなれないのは、目標が抽象的で漠然としすぎているからです。あなたも脳も「幸せ」や「起業」に対してぼんやりしているということです。
これを明確にすることで目標を達成しやすくなります。
そのやり方は次の質問に対して想像し答えるだけです。
- その目標はいつ、どこで、誰と一緒に達成したいですか?
- 何を見て、何を聴いて、何を感じると目標を達成したとわかりますか?
- その目標を達成して、あなたが得られるものは何ですか?
この質問に対して次のような答えを想像したとします。
- 来年の夏、大好きな海で、パートナーと
- 相手の顔を見て、相手の「楽しい♪」という声を聴いて、胸がきゅんとした時
- 生きがい
- 2年後の4月、都内マンションの眺望のよい一室で、仲間3人で
- お客さんからの契約書を見て、皆の「やった!」と歓喜の声を聴いて、武者震いした時
- 自分の人生を生きること
本当はもっと具体的に、映画の1シーンを作るように細かく設定することをオススメしますが、ここでお伝えしたいことは、目標を具体的にするのに必要なのは『想像力』ということです。
ではなぜここまで具体的に目標を設定する必要があるのでしょうか。
脳は現実と想像、時間の区別ができない
潜在意識10の特徴を活用する方法で詳しく書いてあるので、ここでは簡単にお伝えしますが、脳は現実と想像の区別がつかないんです。
ここでちょっと実験です。
「過去にあなたが大笑いしたことを思い出してください」
ー 思い出すだけで心の中で笑ってしまいませんか?顔も緩んでしまう方もいるかもしれません。
「今までで「この人最低!」と感じた人のことを思い出してください」
ー 思い出すと嫌な気分になりませんか?
実際その出来事が今起きているわけでも、その人がいるわけでもないのに、脳はこの瞬間まさにそれを体験しているんです。現実をつくっているというわけです。
今回は「この仕組みをうまく利用してしまいましょう!」というわけです。
つまり、過去の記憶を今この瞬間体験できるのだから、未来の記憶も体験できるというわけです。
未来の記憶をつくる
『過去の記憶』という言葉は聞きますが、『未来の記憶』とはあまり聞きませんよね。
実はこれが前述した「目標を明確にする」というものです。別のいい方をすると、目標の達成を示す証拠は何か、どんな状況になれば達成したとわかるのかを明確にするというわけです。
あなたの過去は、実際に具体的なシーンで体験して記憶されていますよね。その時何かを見て、何かを聴いて、何かを感じています。つまり五感で体験し記憶として定着させました。
未来の記憶もこれと同じで、五感を通して記憶すればいいのです。そのためにも、できるだけ具体的なシーンを描きます。目を閉じてそこに立っている自分は今どんな気持ちだろうか。できるだけ感情が動くような体験を創造してください。
ここでのポイントは、現状のあなたを起点に考えないことです。
例えば今は何かしらの理由で自己肯定感が低い状態であったとしても、実績がないとか、自分で決めて行動する力がないと思っていもてすべてスルーです。
なぜならそれは過去の記憶だからです。
過去は一旦置いておいて、あなたが心から望む状態、ありたい姿を『未来の記憶』に刻み込んでください。
もちろん一回より二回、十回と繰り返すことで潜在意識に入っていきますので、次にお伝えすることを実践してみてください。
望む状態になっている自分として生きる
目標を明確にし、望む未来を体験したあなたは、すでに達成した記憶を持っています。目標を達成した自分はどんな思考をしてどんな表情や姿勢で、どんな言葉や行動を取っているのか。わかっているはずです。
もし今の時点でわかってなくても大丈夫です。
なぜならこれから定着させていくからです。
潜在意識に定着させるのは『質と量』がポイントです。
あなたが望む状態のまま毎日を過ごすことで、『量』として脳に刻み込まれます。あなたが理想とする思考や姿勢、言葉や行動を毎日使っていくことで『質』として脳に刻み込まれていきます。
すると脳はどんどんそれを現実だと認識するようになり、『自分はこういう人間だ』というセルフイメージに影響を及ぼします。
ニューロ・ロジカル・レベルの上のレベルが変わってくればしめたもの。
そして、現状のあなたとの差(ギャップ)を埋めようと働き始めます。これを心理学では『認知的不協和』と言いますが、詳しくは別の機会に。
簡単に言うと、『現状のあなた』と『望む状態になっているあなた』の辻褄を合わせようとするのです。するとどうなると思いますか?
脳は望む状態のあなたにマッチした情報を見せたり持ってきて、あなたが見る現実は確実に変わっていきます。
先述の例で言うと…
幸せになった状態で人と接し、その視点で思考し行動します。
うまくいっている起業家として人と接し、その状態で思考し行動します。
幸せになれていない状態、起業できていない状態と同じ思考や行動にはならないはずです。
自己肯定感はどこで上がるのか

今回のやり方のどの部分でも自己肯定感は上がっていきます。
ここでいう自己肯定感の定義は次の通りです。
- 肯定的に自分や他人、物事を見れる
- 主体性をもって行動できる
- 前向きに自分の長所短所を把握できる
- 他者の意見を尊重できる
- ネガティブな思考に陥らない
幸せの状態や起業した未来を明確に五感で想像している時、あなたの自己肯定感は上がります。つまり、「私はできる!」「私にはその価値がある!」と感じることができます。
想像しながら「いやいや、やっぱ無理でしょ」と思ったら自己肯定感もなにも無いです。
望む状態をありありと想像し、そこに今いることを感じている時「無理」とかは考えられません。なぜなら脳は2つのことを同時に考えられない性質を持っているからです。
つまり、「私はできる!」と幸せなシーンの中で幸せを感じながら、「私は絶対無理」と思考することはできないんです。どちらかひとつしか考えられないんですね。
このように望む未来を想像し、未来の記憶を体験している時に自己肯定感は上がります。
次に、あなたがすでに望む状態になったつもりで思考し行動し、言葉づかいや姿勢を毎日続けている最中も、自己肯定感はぐんぐん上がっていきます。
それはそうですw自分があれだけ望んだ姿になれたわけですから、自己肯定感が上がらないはずありません。
ちょっとここで冷静に流れを俯瞰してみましょう。
- 望む目標を明確にする
- 目標達成の証拠・状況がわかる未来の記憶をつくる
- 望む目標をすでに達成した自分として日々生きる
- 自己肯定感が理想の自分に合わせて上がる
- 目標達成
最初に目標達成を未来に描き、達成した状態で現状を生きることで、目標達成を現実にするという流れです。
クリエイティブだと思いませんか?!
目標達成しながら自己肯定感を上げた成功事例

今回お伝えしたやり方は僕は20代の頃は無意識に、現在は意識的にやっています。
しかし、20代前半プロミュージシャンを目指していた時は「望む状態」になり続けることができませんでした。しかも自己肯定感の浮き沈みが激しくネガティブ思考で他者尊重ができないこともあったため、現実化させることができず挫折という結果を招いてしまったのです。
それを反省点に、以降はほとんどうまくいくようになっています。
- 家族と365日一緒にいたい
- 精神的、時間的、経済的に自由になりたい
- 起業したい
- 絵本を出版したい
- ブランドを作って全国に出したい
- こんな仕事がしたい
- あれが欲しいこれに乗りたい等々
ある目標を持った時、今回の方法をもれなく使い実現の足がかりにしてこれました。
20代前半の僕自身の反省も含め一番むずかしい部分は、「日々、望む状態を維持すること」です。
いくら意識しても潜在意識が現状の自分に戻そうとしていきます。
しかも繰り返し維持するだけではダメな事もあり、場合によっては根っこの部分から調整しないといけないことがあります。僕のミュージシャン時代がまさにこれでした。
自分自身と他の方を見てきて今確実に言えることは、「自分をデザインする」ことです。
今回のやり方は言ってしまえば『知識・スキル』です。ですので、それを知ったり表面的にやるだけでは結果は出せません。
自分を知り正しくデザインすることができれば、目標達成に限らず人生を変えることができます。
これをしないで目に見えることに力を入れてもうまくいかない理由は、メール講座でお話している通りで、まずは正しいやり方と正しいでやることが先決です。
まとめ:目標達成しながら自己肯定感を上げるおトクな方法

達成したい目標や自己実現したいことがあるのに行き詰まっている。望む状態、ありたい姿はあっても自分に本当にできるのか自信がない。
今回は目標を達成しながら自己肯定感を上げてしまうというおトクな方法をお伝えしました。
現状をスタート地点で考えた場合、目標や自己実現はその先にあるゴールになり向かうものであり達成するものになります。ですがスタートをこの逆にします。つまりすでにその目標を達成した状態からスタートします。
幸せになることが目標の方の場合、『すでに幸せの状態』になるということです。
そのためにも達成したい目標をありありと想像し明確にします。まるで映画の1シーンに立つ主人公のように、そこで何が見えて、何が聴こえて、何を感じるのかを体験し『未来の記憶』として脳に刻み込みます。
未来の記憶を体験し、望んだ状態がわかったら、その状態のまま現在を過ごします。
目標を達成しているあなたはどんな思考をしてどんな表情や姿勢で、どんな言葉や行動を取っているのでしょうか。ひとりでいる時も、誰かといる時もその状態で過ごすことで、あなたの潜在意識にどんどん刻み込みます。
このセルフイメージを持ち日常を過ごすことで自己肯定感もぐんぐん上がっていきます。
このステップは次のような形で、目標達成へ進めます。
- 望む目標を明確にする
- 目標達成の証拠・状況がわかる未来の記憶をつくる
- 望む目標をすでに達成した自分として日々生きる
- 自己肯定感が理想の自分に合わせて上がる
- 目標達成
この中でハードルが高い箇所は「望む目標をすでに達成した自分として日々生きる」部分。
ここに限らずですが、今回のやり方を100%活用するには『自分をいかに正しくデザインするか』です。
自分をデザインするとは、あなたが望む『マインド』と『行動』を知り、最適化するということです。
最後にもう一度質問です。
『あなたが望むゴールは今どこにありますか?』
自分をもっと成長させたい、人生を変えたい、そう思いながらもなかなか変われない…。その原因は、あなたのマインドや行動を正しくデザインできていないからかもしれません。Design meはあなたが人生のデザイナーになって目標や夢をカタチにする応援をしています!